
青春恋愛映画をベースに原発事故による放射能漏れを描いたパニックムービーです。
原発事故を題材にした映画は珍しいのでそれだけでも貴重な作品ですが、内容自体もなかなかの良作で、中盤までの放射能から逃げるシーンもリアルで思わず引き込まれます。ヘタなホラーよりよっぽど怖いかも。
後半は被爆した後の後遺症や差別を中心に進んで行きます。主人公の男がどこでそんなに被爆したのかちょっと疑問な所もありますが、その辺の描写があるともう少し説得力が出て来るのかなとは思います。それと二人が出会ってから燃え上がるまでが異常に早かったりと、たまに一昔前の映画を見ているような気分になりました。
この映画はドイツが自国を舞台にした作品なのですが、こういう映画が出来る土壌を考えるとやはり日本とは違うなーと思ってしまいます。実際ドイツでは脱原発を目指して新規の建設はもちろん禁止。現在ある施設も続々と閉鎖していく予定だそうです。
方や日本はと言うとこんな狭い国土にこれでもかという程の原発を建設。なんと断層の上にまで造ってしまう始末。
学校でも原発とはどういう物なのか、メリットとデメリットをきちんと教えるべきだと思います。理解したその上でそれでも必要なのか判断出来たら一番いいのでは?
『みえない雲』の評価は85点です。
■是非日本でもこういう映画を作って欲しい! | みえない雲 パウラ・カレンベルク フランツ・ディンダ ハンス=ラウリン・バイヤーリンク ハピネット 2007-05-25
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