
黒田硫黄のコミックが原作の『茄子 アンダルシアの夏』。その続編が今作『茄子 スーツケースの渡り鳥』です。
『茄子 アンダルシアの夏』はペペが主役という位置づけだったが、今回はチームメイトのチョッチが同等の扱いとなっている。そのチョッチは同じレーサーである先輩の自殺によってレーサー人生に疑問を持ち始める。
舞台がカラッとしたスペインから一転して日本に移った事や重いテーマのおかげで湿度の高い作品になっている。実際レース序盤のどしゃ降りがこの作品を物語っているような気がする。個人的に前作のスペインの雰囲気が気に入っていただけに、どうしても重々しく地味な印象に感じる。
それと最近のアニメに馴染めない自分としては、チームボランティアのひかる役のちょっとイマドキっぽい演出に違和感が・・・
とはいえスピード感などレースの描写はさすが。背景美術などもきれいで一つの作品としてはよく来ていると思うし、自転車好きなら十分楽しめると思う。
『茄子 スーツケースの渡り鳥』の評価は77点
■ルパン化してきたペペ『茄子 スーツケースの渡り鳥』公式HPhttp://www.vap.co.jp/nasu-wataridori/